東京都葛飾区は、区内を南北に走るJR貨物線の旅客路線化事業に着手する。
近隣には映画、男はつらいよの舞台となった柴又帝釈天もあり、観光振興や街づくりの起爆剤とする構想だ。
区は2030年頃に一部区間の開業を目指しており、高齢者や障害者が利用しやすい低床の
LRT(次世代型路面電車)型車両の採用も検討する。
新金貨物線の旅客化検討
新金貨物線は、金町駅と新小岩信号場を通って、総武線の小岩駅まで結ぶ総武線の支線で、貨物専用の路線です。
区は、不足する南北鉄道網の充実を図るため、新金貨物線の旅客化検討に取り組んでいます。
旅客化の実現には、国道6号との交差、貨物列車との併存などの課題があり、こうした課題の解決に向け、
関係機関との協議を進めながら検討を行っています。
新金貨物線とは
1926年(大正15年)7月1日 新小岩 – 金町間開業
1964年(昭和39年)9月25日 電化
1986年(昭和61年)11月1日 起点を小岩に変更(新小岩操駅廃止のため)
1987年(昭和62年)4月1日 国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道に承継。
日本貨物鉄道が第二種鉄道事業者となりました。
JR新金貨物線
新金貨物線とは、葛飾区内の真中(鉄道が無い地域)を南北に縦に走る常磐線と総武線を結ぶ貨物線です。
コメントをお書きください